エクセルの使い方に慣れてくると、さまざまな機能を活用してデータを作成できるようになりますよね。
その中でも「テーブル」機能はデータの整理や分析をスムーズに行うのに非常に役立ちます。しかし、時には使い勝手に戸惑うこともあるかもしれません。
たとえば、テーブルを作成したものの、後からテーブルを解除したい場面もあるでしょう。
テーブルの解除方法を知っていても、そのまま処理してしまうとセルに書式設定が残ってしまいます。
いちいちキレイにするの、大変だな…
そこで、今回は「テーブルの書式設定を解除する方法」について、詳しく解説していきます。
さまざまな方法があるので、しっかりと覚えておきましょう!
この記事のゴール
- テーブルの書式設定を解除する方法がわかる
- Excel作業データをキレイに維持できる
テーブルの書式設定を解除する方法
テーブルの書式設定を解除する方法は、いくつかの方法があります。
一番手っ取り早いのは、セルごと削除してしまう方法ですが、シート内の他のデータに影響を及ぼすリスクがあるのでおすすめしません。
あくまで丁寧に。使う人のことを考えたうえでおすすめの方法を2つ紹介します。
テーブルの書式設定で解除する
まず一つ目は、テーブルの書式設定から解除する方法です。
この方法は、塗りつぶしや罫線などのテーブルの書式設定を解除したうえで、範囲に変換する方法です。
とても丁寧で、かつデータを保持できる方法ですので、最もおすすめです。
早速手順をみていきましょう。
- テーブル内の任意のセルを選択し、[テーブルデザイン]タブをクリック、[テーブルスタイル]グループ右下のをクリックします。
- 展開されたリストの左上、[なし]を選択します。
※左下の[クリア]でも同じ結果になります。
- テーブルの書式設定が解除されました。
- 続いて、[ツール]グループの[範囲に変換]を選択し、テーブルの設定を解除します。
メッセージウインドウが出てきた場合は、[はい]を選択します。
- データだけが残りました。
セルの編集から解除する
次に、「セルの編集から解除する方法」を紹介します。
こちらの方法は、先にテーブルの設定を解除したあとにセルの書式設定を解除する方法です。
早速手順をみていきましょう。
- まずは、テーブルの設定を解除します。
テーブル内の任意のセルを選択し、[テーブルデザイン]タブをクリックします。
- [ツール]グループの[範囲に変換]を選択し、テーブルの設定を解除します。
メッセージウインドウが出てきた場合は、[はい]を選択します。
- テーブルの設定が解除されました。
- 続いて、書式設定を解除していきます。
はじめに、書式設定をクリアしたいセルを選択します。
- [ホーム]タブを選択し、右側の[編集]グループのを選択します。
- 開いたメニューから、[書式のクリア]を選択します。
- セルの書式設定が解除されました。
まとめ
本記事では、Excelのテーブルの書式設定の解除方法を解説しました。
テーブル機能は素晴らしい助け手ですが、書式設定の解除が必要な状況も必ずやってきます。皆さんはその対処法をしっかりと身につけられましたか?
これからは、大切なデータを適切に整理し、必要な分析を的確に行うことができるでしょう。
新たな機能やテクニックを覚えて、さらなるスキルアップを目指しましょう!